一般的に、低カロリーの食生活を行っているとダイエット効果があるということは広く知られています。
しかし、低カロリーの食生活を心掛けていると、他にもメリットがあることが分かってきています。
それが、「長寿」です。
低カロリーの食生活をしている人は長寿になる傾向があるという科学的なデータが相次いで発表されています。
例えば低カロリーと長寿の関係についての動物実験です。
一部のマウスに通常食べる量から3~4割減らした餌を与え続けていくと、食事制限をしたマウスの方が1.3~1.5倍程度長生きしたという実験結果が発表されています。
また一方、人間に関しても興味深いデータが残っています。
沖縄は日本国内の中でも屈指の長寿県です。
この沖縄県の人たちは、ほかのところと比べると、摂取しているカロリーが平均で17%~40%少ないというのです。
ですからここでも、低カロリーと長寿とは何らかの関係があることがうかがえます。
長寿と低カロリーの関係のメカニズムはまだ研究段階ですので、まだはっきりとしたことは分かっていません。
しかしその原因に「フリーラジカル」というものが注目されています。
フリーラジカルというのは、我々の細胞を傷つける性質があります。
このフリーラジカルですが、カロリー摂取が増えれば増えるほど、その生成が増えるといわれているのです。
このため、低カロリーの食生活を続けている沖縄県の人たちは、フリーラジカルの生成も少ないために、細胞を傷つけることなく、若い状態でいられるのが長寿の秘訣ではないかとみられているのです。